フランス映画祭横浜2003オープニング

6月19日、5日間にわたって開催されるフランス映画祭横浜のオープニング・セレモニーが行われた。毎年の恒例で来日ゲストが一同に舞台に出そろう。作品ごとの舞台挨拶も見がいがあるが、セレモニーではゲストの衣装も正装で、それぞれの衣装で舞台を彩る華やかな瞬間だ。

中田宏横浜市長からの挨拶では「フランス映画祭横浜はカンヌ映画祭を始め、世界の映画祭で上映された作品のみならず最新のフランス映画が一同に会すること で、皆様と楽しめる映画祭です。また、大学での講演会も開催され国際都市横浜にかかせないフェスティバルになっています」と述べ、今後もこの映画祭を盛り 上げていく意思を示した。

ユニフランスフィルムインターナショナル会長・マルガレート・メネゴーズの挨拶に続いて、ブノワ・ジャコ監督によって、本年度の2月に急逝したユニフラン スフィルムインターナショナル会長だったダニエル・トスカン・デュ・プランティエ氏への哀悼の意が捧げられた。スクリーンの半分以上にもなる大きさのトス カン氏の白黒写真の垂れ幕が上から下がり、哀悼の曲が場内を流れる。改めてフランス映画界におけるトスカン氏の存在の大きさを認識させられる。

続いて、本年度の団長であるヴァンサン・ペレーズも、「トスカン氏が亡くなる前に団長に任命されました。団長としてふさわしい行動をとりたいと思います」と述べ、団長という任務に意欲満々のご様子。

そして最後に観客お待ちかねの来日ゲストが続々と登場。作品名と監督、俳優の顔を見合わせるだけでも大忙しの一時だが、俳優の素顔を見られるこの瞬間を多 くの観客が楽しみにしている。今年は例年にも増して前売りのチケットセールスも好調だったと言うし、場内を包むフラッシュの嵐は、今年の盛り上がりを予感 させるようにキラキラと輝いた。

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